わたしはたち。

おやすみ世界

治したい。

こころも体も健康で、幸せになりたい。


発症して、いや、摂食障害と診断されて4年、5年?通っていた専門学校をやめて、今、ようやく摂食障害を頼らない生き方をしたいと思うようになった。


長すぎた。自分の価値は痩せた体にあると思っていた私が、健康になりたいと思った。


今まで、痩せて死にたいとまて思っていたのに、たった3匹の犬に、生きたいと思わされた。

2匹の愛犬と、トレーニングの担当犬、大好きな3匹に私のこころの汚いものを見られたくない。この子たちが元気なうちに一緒に楽しいことをしたい。そして10数年後、看取ってあげたい。

できることなら、生涯犬と生きたいと、思ったら治すしかない。わたしを大好きでいてくれる犬たちに恥じない生き方をしたかった。

気がついているのかいないのか、左手を舐めてくれる犬たち、純粋な彼らにわたしの気持ちの起伏で当たりたくなかった。普通に、普通の、飼い主になりたかった。


不登校になってやめた専門学校に残された担当犬に、もう一度会いたい。卒業後に友人が引き取った後も、見守りたい。


元気になって、過食嘔吐をやめて、過食代を犬たちのために使いたい。

だから、死ぬ気で治そうと思った。

彼らの寿命は人間よりずっと短い。

絶対に後悔したくなかった。